相馬諒は日本原燃社員で年収600万円「出張に行くのが嫌だった」ひき逃げウソ通報で逮捕
アメリカ出張に行くのが嫌で「ひき逃げされた」と嘘の通報で逮捕された相馬諒(そうまりょう)容疑者。
嘘通報逮捕劇の容疑者は年収600万円の核燃料サイクル会社社員!
相馬容疑者のインスタグラムやSNS、事件の背景などを調査しました。
さっそく見ていきましょう。
1.相馬諒容疑者の勤務先は?
1-1.日本原燃株式会社の正社員
報道によると、相馬諒(そうまりょう)容疑者の勤務先は日本原燃株式会社。
同社の主な事業内容は核燃料サイクルで、青森県六ケ所村で使用済み核燃料再処理工場の整備を進めている。
相馬(そうまりょう)容疑者はエンジニアとして正社員で同社に勤務。
HPによるとフランスの再処理工場やMOX燃料工場などでの長期の技術研修制度などもある同社は、海外研修や出張の機会も多かったと考えれます。
2.相馬諒容疑者の年収は?
相馬容疑者の勤務先である日本原燃株式会社の求人情報によると、新卒採用の場合の給与は下記の水準。
大学院卒 238,000円
大学卒 215,000円
高専卒 189,000円
高校卒 167,300円
昇給年1回、賞与年2回
また、大手求人サイトへの中途採用としては、年収例として下記の募集内容で掲載が確認できました。
470万円/28歳
入社6年目・四大卒(月給25万円+賞与+各種手当)
600万円/35歳
入社13年目・四大卒(月給33万円+賞与+各種手当)
これらから推定すると、
現在30歳の相馬諒容疑者の年収は、
凡そ550万円程度と推定されます。
また、海外出張の手当などを含むと、
600万円近い年収かもしれません。
今回の逮捕を受け、恐らく懲戒免職は免れないと見られる相馬容疑者。
「出張に行くのが嫌だった」という出来心で600万円の安定年収を失うことになるとは・・・
大きく報道され氏名や顔写真まで世に出回ってしまったので、再就職もかなり厳しくなると考えられます。
3.相馬諒容疑者のインスタ/SNSは?
青森県三沢市緑町2丁目在住の相馬諒容疑者のインスタグラム、その他SNSについて調べてみました。
同姓同名人物はヒットするものの、相馬諒容疑者と思われるアカウントは発見に至りませんでした。
事件を起こした4月から逮捕に至るまで約4か月程度あり、報道などを危惧して削除した可能性も考えられます。
4.科捜研の相馬諒と勘違いする人が続出
相馬諒と言えば、『科捜研の女』の大人気科捜研メンバーを思い起こす人も多いのではないでしょうか。
長田成哉さんが演じた相馬諒は、悪気はないものの空気の読めない物理担当研究員として、2011年~2016年まで登場した人気キャラ。
加入当初こそ、その破天荒な振る舞いに視聴者も騒然となりましたが、次第に成長を遂げ、最後は科捜研には無くてはならない存在に!
しかし、カナダから誘いを受け、惜しまれつつ科捜研を卒業。
卒業時期には”相馬くんロス”の声が上がるほどの人気メンバーでした。
そのため、同姓同名の相馬諒という人物の逮捕を受け、ネットがザワついてしまいました。
5.ウソ通報の内容とは
今回、相馬諒容疑者が逮捕されるに至った事件の概要や嘘の通報内容などについて、見ていきたいと思います。
5-1.事件の概要
4月26日、東京都大田区の路上でひき逃げに遭った旨のウソの110番通報したとして、8月30日、相馬諒容疑者(30)が逮捕されました。
相馬容疑者は当時、
原付バイクにひき逃げされた
と110番通報し、体の痛みを訴え、病院に搬送までされています。
しかし、捜査をしても加害バイクの存在が確認でず、虚偽通報の疑いが!
警視庁が周辺の防犯カメラ映像などを調べた結果、通報が嘘だと分かったという事件。
5-2.ウソ通報をした理由は?
実はこの相馬諒容疑者、この日はアメリカへの短期出張出張に出発するため、羽田空港に向かう途中で事件を起こしています。
出張に行きたくなくて嘘の110番をしました
と容疑を認めている。
5-3.相馬容疑者の逮捕容疑と量刑は?
相馬容疑者の逮捕容疑は、「偽計業務妨害罪」。
具体的には、4月26日、東京都大田区でうその110番をして署員の業務を妨害し、事故の被害者として事情聴取のために署を訪れた際の日当など約1万円をだまし取った疑いとなります。
偽計業務妨害罪は「非親告罪」であり、被害者からの告訴がなくても警察などの捜査機関が犯罪のあったことを把握すれば捜査が始まり、起訴されて刑事裁判を受ける可能性がある犯罪です。
量刑は、三年以下の懲役又は五十万円以下の罰金。
しかし、特に悪質性が高い事案や、社会的な影響が大きい事案の場合には、初犯であっても執行猶予のない実刑判決が下され、刑務所に入らなければならない可能性も。
ニュース報道もされ、注目度の高い相馬容疑者の捜査の行方にも注目していきたいと思います。