【台湾】アーロン(炎亜綸)16歳元彼氏へ性的強要と盗撮動画流出疑惑事件!会見場に現れ直接謝罪
政治選挙の舞台裏を描いたNetflixのドラマ『WAVE MAKERS 選挙の人々』をキッカケに、台湾では#MeToo運動が大きく叫ばれ、政治家らが相次ぎ辞任するなど社会現象となっています。
この流れは芸能界にも波及し、連日のように有名芸能人や司会者らのセクハラ暴露が続く事態に。
そして、台湾の超スーパースターであるアーロン(炎亜綸)も現在その渦中の人となっています。
詳しく見ていきます。
※翻訳が完璧でない場合があります。ご了承ください。
1.アーロン(炎亜綸)無断動画撮影疑惑
1-1.プライベート動画流出
2018年、アーロンと男性の性的な動画が外部に流出し、メディアで報じられました。
動画が撮影されたのは2017年で、お相手は動画クリエーター邱耀樂(チョウヤオラ)さん。
当時16歳の高校生だった邱耀樂さんは、騒動により高校休学を余儀なくされるなどした。
1-2.被害者による記者会見
6月20日、アーロンの元恋人である動画クリエーター邱耀樂氏が、当時の動画流出の件についてインターネット上で告白。
更に、Instagramに真っ黒な写真を投稿し、この件について記者会見を開くことを告知しました。
6月21日、予告通りに記者会見を開催。
✔意に反した性的行為を強要された
✔その際、同意なしに動画を撮影された
✔その動画を流出された
こういったアーロンからの性的ハラスメントなどの詳細を記者に説明しました。
1-3.アーロンが突如会見場に登場
被害男性が開いた記者会見の冒頭、突如としてアーロンが姿を見せ、会場は一時騒然となりました。
アーロンの突然の登場に、邱耀樂氏はすぐに顔を下に向けアーロンを直視することは無かった。
アーロンは男性に対し
深く謝罪します。
人生において背負うべきでないことを背負わせてしまいました。
と言った趣旨の言葉を発し、深々と頭を下げて謝罪。
謝罪の言葉を伝えると、「この場は当人の記者会見の場だから」と、すぐに退室した。
2.涙を見せるアーロン
記者会見会場を出たアーロンを取り囲む記者にアーロンが言葉を発しています。
なぜ突然会見会場に登場した?
彼に謝罪したかった
無理強いは絶対していません
これは本当です。
当時は交際関係でした。
動画は盗撮ですか?
本当に盗撮ではないです。
双方合意の上だった?
はい、そうです。
(撮影は)彼も知っていた?
はい。
まだ、彼に会って話したいですか?
彼や(世間に)言いたいことは?
多くの国民が関心を寄せています。
それは。。。
絶対に無理強いや強要はしていません
今後の全て私が責任を負います
このように涙ながらに話したアーロン。
アーロンは交際の事実を含め、基本的に自身の過ちを認める立場をとっています。
しかしながら、邱耀樂さんは「動画の撮影に合意がなかった」趣旨の発言をしているので、主張が食い違う点もあり、続報が待たれます。
3.アーロンがFBでコメントを発表
邱耀樂さんが記者会見を行う前の段階で、アーロンはFacebookに反省と謝罪のコメントを発表。
耀樂自ら話してくれてありがとう。
私がずっと恐れていた時限爆弾に立ち向かう機会を与えてくれた。私はかつての自分を誇りに思っていません。 私は人間関係において多くの偏見と歪みを抱えています。 私は恋愛体質で、ひとたび関係を持つと自分を見失ってしまう。
当時私は、耀樂との関係を大切にしていました。台北で勉強することは簡単ではなかったので、彼のアパートを探しを手伝い、家賃も私が払っていました。私は海外での仕事も多く、あまり会えないので彼の飛行機代を出した。恋人同志として当然のことでした。
交際中は口論や喧嘩もありました。人間関係において、人は必ずしも完璧ではありません。不遜な言葉を吐いたこともあります。特に恋愛に関しては私はひねくれていた。当時の私はコミュニケーションや色々なことをおろそかにし過ぎていました。別れをきちんと処理する能力も知恵もありませんでした。
この未熟な私を切り捨てずにいてくれた耀樂に感謝しています。私たちは時々連絡を取り合い、互いに支え合ってきました。
最後に連絡を取ったのは2022年9月で、投票キャンペーンの宣伝に協力してほしいと言われ、友人として当然承諾しました。
2018年に週刊誌の記事が出たとき、同時にネット上に私のプライベートな画像が多数出回ったが、それは私が無断で流出させたもので無く、調べた結果、私がスマホ修理を行った際に出回った可能性が高い。私は弁護士に依頼し、できる範囲で動画削除を依頼しました。
ネット上に出回ったこれらの画像は、時限爆弾のように折に触れて私を苦しめました。私はより良い人間になろうと決意し、これらの傷跡と醜さは私の残りの人生について回ることになるということを理解し、美化したり避けたりしすることはありません。
私は、私が直面した同じ過ちと再び向き合うことを厭わない。なぜなら、それらはすべて私自身であり、それがなければ正気に戻ることはできなかったからだ。
私自身が感情をうまく処理できなかった悪い結果であり、また最悪の例です。 私はダメな人間だったので、多くの時間を費やして助けを求め、さまざまなカウンセリング・セッションやコースにも参加しました。
逃げずに向き合うこと、腐った肉を落とすために腐った自分の内面を直視すること、歪みを正すために自分の歪みと向き合う必要があります。
今、取材などを受ける際も、生まれ変わった自分を大切に思い、できることをやり遂げようと、常に感謝の気持ちを持って前に進んでいます。
本当に申し訳なく、自分に正直に、自分自身を失望させたくないし、温かく見守ってくださった皆さんを失望させたくないと思っています。
もしよろしければ、もう一度直接お会いして謝罪し、すべての苦しみを共有し、いつか和解したいと思っています。
吳庚霖
男性は記者会見の際、コメントを引用する形で、動画流出の経緯がスマホ修理である点などについて疑問を呈しています。
4.芸能活動への影響も必至
飛輪海(フェイルンハイ)メンバーとして驚異的な人気を博し、ドラマやCMにも大活躍の国民的俳優とも言えるアーロンですが、今回の件を受け既にその芸能活動にも影響が出始めています。
✔台東県の熱気球イベントアーロンの出演を取り下げ
✔最新楽曲「活著沒什麼大不了」音楽配信サービスから削除
✔22年「第60回十大傑出青年」資格抹消
被害男性がアーロンを訴えるかどうかについては「弁護士と協議中」としていますが、被害者が当時未成年であったことも重く受け止められています。
当人が自身の行いを認めていることもあり、刑事的な処罰も含めアーロンの今後に大きな注目が集まっています。
【追記】
7月3日、邱耀樂さんからの告発を受け、児童・少年性的搾取防止条例違反で台湾士林地方検察署(地検)から取り調べを受けたました。
5.まとめ
現在台湾では#MeToo運動が大きく叫ばれ、政治家らが相次ぎ辞任するなど社会現象となっています。
未遂に終わったものの、自殺者まで出る程のムーブメントとなっており、芸能界や有名司会者などが次々に過去の行いを告発される事態に。
そんな中、超スーパースターのアーロンも渦中の人となっています。
日本でもジャニーズの性被害問題が連日報道されるなど、声をあげられる環境が少しづつ整いつつあるのかもしれませんが、根深い問題であることを改めて痛感させられます。
アーロンの件も当面は騒ぎが続き続報が報じられると思いますので、注目していきたいと思います。