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【野田樹潤】所属チームが警察に告訴状を提出!いったい何があったのか。詳しく検証!

野田樹潤さんの所属チームは6/3付で、出版社と執筆者に対し名誉毀損(きそん)罪、信用毀損罪、偽計業務妨害罪で警察に告訴状を提出したと発表しました。
いったい何があったのでしょうか。詳しく検証していきましょう。

目次

1.謝罪に追い込まれた野田英樹氏

前回記事に記載の通り、一連の発言により、野田英樹氏は謝罪の声明を発表しました。

今回の私自身の軽率な発言を深く反省し、お詫びいたします。
レース運営・参戦関係各方面にとどまらず、日ごろから応援してくださるファンやご支援いただいているスポンサーの皆様にもご迷惑をおかけいたしました。
二度と同様の言動をとることがないよう、選手権を成立させるためにご尽力されている全ての方々への敬意と感謝を再確認し、最大限の敬意を表した行動をとることを徹底してまいります

とコメント。

出典元:Car Watch

また、Triple Tree Racingもプレスリリースを配信。
野田英樹氏の発言を、

レースプロモーターである株式会社日本レースプロモーション様をはじめ選手権関係各位、ひいては選手権そのものの権威を著しく損なう不適切な発言を無線で行いました

という表現で、おわびを発表したのです。

それに対し、一部報道やSNS投稿では、主に以下の2点が指摘され、大きな波紋を呼んでいます。

1.野田樹潤さんが2LAPの周回遅れとなって青旗が提示されたが、Jujuは青旗を無視して後続車に進路を譲らなかった。
2.野田樹潤さんに対する青旗提示について、野田監督が無線で「こんなんじゃレースにならないよな。」と不満を表明し、続けて、「Juju、これは政治だ。チームオーナーが誰なのか考えろ」と発言した。

2.発言の誤解とその真意

しかし実は、上記の指摘は事実に反している、とも言えることが判明したのです。

まず、同大会で野田樹潤さんが2LAPの周回遅れとなったという事実はありません
さらに、同大会野田樹潤さんが青旗を無視したという事実もないのです

実際、青旗の提示を受けた野田英樹氏は無線でJujuに対し、後続車に進路を譲るよう指示を出し、野田樹潤さんも指示に従って進路を譲っています。

出典元:© Takashi Ogasawara

これでもし、野田樹潤さんが青旗を無視したのであれば当然ペナルティが科せられますが、実際にはペナルティは科されていません
つまり、青旗無視という指摘は、偏向報道やSNSでひとり歩きしてしまったことになります。

そしてもう1つ注目すべき点は、野田英樹氏の”チームオーナー”という発言が、近藤真彦氏のことで、同氏によって「政治」が行われたという意味の発言であるという指摘は、全くの誤解だということです。
実際は、”チームオーナー”とは野田英樹氏自身のことで、野田樹潤さんがレースに集中できるよう、「Juju、お前は悪くない。俺がチームオーナーだから、こういう政治が行われるんだ」と諭し励ますつもりで行った会話だったのです。

3.一連の発言と謝罪についての反応

いずれにしても、どんな状況であれレースに「政治」がもちこまれることはあってはならず、野田英樹氏は誤解を招く不適切な発言だったのは間違いありません。
SNSでは、

あり得ないぐらい見苦しいです。
突然英語で話し始めたりして、
こういった言い訳をするためだったのですかね。

無理があるだろ…
こんな言い訳が通用するすると思ってるのか?

と辛らつな意見が多く見受けられました。

4.事態は、誹謗中傷・名誉毀損に対する告訴状提出へ

最終的に、野田英樹氏の謝罪発表による幕引きが行われた、と思われたのも束の間。
事態はさらに由々しき方向へ進むことになってしまいました。

Triple Tree Racingが、「Juju(野田樹潤)に対する誹謗中傷について」というメディアリリースを発表。
野田樹潤さんやチーム関係者に対する誹謗中傷等に、厳正な対処をしていく旨の声明を出したのです。

出典元:野田樹潤Facebook

チームはアサ芸プラスに5/22に掲載された記事を問題視。
当チーム所属ドライバー及び監督について事実を大きく歪曲した誹謗中傷記事が掲載された」と主張しました。
そして、

虚偽の事実を記載して当チーム所属ドライバー及び監督の名誉を著しく毀損

したとして、徳間書店と執筆者に対し、名誉毀損罪、信用毀損罪、偽計業務妨害罪で告訴状を警察宛に提出したことを明らかにしたのです。

さらに野田樹潤さんに関して「誹謗中傷による精神的な疲弊」が激しいとも明かしており、

今後は当チーム関係者に対する誹謗中傷や名誉毀損等に対しては、厳正なる法的措置を取る

と宣言する事態となっています。

人命に影響を及ぼすことさえも危惧される“という強い表現で言及していることから、切迫したチーム状況が伺えますね…
チームや野田英樹氏の無線による発言の失策はあるものの、野田樹潤さんに対する個人攻撃まではさすがに看過できなかったと思われます。

SNSでも、過熱する誹謗中傷に対し諭す意見も出てきています。

5.事態の収束へ~野田樹潤さんの今後の動向

様々な意見や批判が飛び交う中、野田樹潤さんのドライバーとしての活動に休みはありません。

6/6には、富士スピードウェイでの2025スーパーフォーミュラ公式テストが開催。
2日間合計で191周を走破し、1日目に1分24秒769、2日目は1分24秒777のベストタイムを記録。

出典元:©JRP

野田樹潤さん自身は「最後のアタックをまとめ切れなかった」と、悔しい表情をみせたものの、トラブルフリーで2日間を走り切りました。
テスト走行の手応えを感じている様子だった、とのこと。
野田樹潤さんは次に行われる、7月の富士2連戦に目を向けています。

様々なトラブルに見舞われながらも、模索しながら前に進む野田樹潤さん。
くれぐれもご自愛してほしいと思いつつ、今後の動向にも注目です…!

出典元:SEIKO Online Store

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